2018年7月28日土曜日

高等教育はこの程度のものなのかースポーツ庁と文部科学省の東京五輪・パラリンピックについての通知


 スポーツ庁と文部科学省は、2020年東京五輪・パラリンピックの期間中にボランティアに参加しやすいように全国の大学と高等専門学校に授業や試験期間を繰り上げるなど柔軟な対応を求める通知を出したようだ。ではついこの間まで、あれだけ半期15週の授業回数を遵守せよといっていた文部科学省の強制はいったい何なのだろうか。ただでさえも教員の授業等の負担が大きい日本の大学において、この15週授業は教員にとって死活問題だった。本ブログの第1回目の記事において、日本の大学・研究機関から発信される論文が減少したことを警告しているが、この15週強要も、研究活動や論文執筆等に支障をきたす一因であり、また、夏休みの開始が遅れて7月後半の国際学会等の出席が非常に窮屈になっている。

 確かに米国をはじめとする世界の大学では15週が基準であり、日本でも15週が求められるのは仕方がないと思っていた。ただし、それでも米国等の大学と比較すると、日本の場合は教員負担が大きいので、負担を減らすことが先だろうとも思っていた。また、高等教育の充実には仕方がないことかなとも思っていた。それが、オリンピックのボランティア程度で吹っ飛ぶとは、まあ、日本の大学の教育がいかに軽く見られていたかが実感できるエピソードとなった。

 オリンピックのボランティアは貴重な経験になるかもしれない。しかし、オリンピックといっても所詮はイベントであり、前回の記事の「高校野球等をなぜ中止することができないのか」という私の主張と同じように、問題があるようならいつでも中止してもよいものだと思う。ボランティアのなり手がないなら雇用すべきだろうし、雇用するお金がないならば中止すればよいだけである。また、私はワールドカップでは十二分に楽しませてもらったが、これも所詮はイベントであり、しなければいけないものではない。

 研究費が足りない、人件費が足りないという中で、オリンピックに巨額の予算がつぎ込まれるのはどうかと思うし、オリンピックによってインフラが充実するというそういうシステム自体もばかげている。オリンピックをせずにインフラを充実させるほうがよほど経済的なはずだ。

 最初の問題にもどろう。文部科学省は、高等教育を何だと思っているのだろうか? その効果は簡単に目に見えるものではない。しかし、10年・20年単位でじわりと市民レベルでリテラシーが上がったり、メディアでの論議等が上質なものになったり、科学研究の進歩があったりするものだろう。「最近の大学生はバカだから勉強をさせろ」とか「大学の教員は休みが多くて暇だろう」程度の認識で、授業回数を増やしたりしているから、オリンピック程度で授業回数を減らせという妄言が吐けるのだろう。

 いやまて。2020年は、パリでThinking2020の国際学会(4年に一度の思考心理学の国際学会で、ちょうどオリンピックイヤーの7月後半に開催される)がある。これはチャンスだ。次回は行きやすくなるかも。

2018年7月23日月曜日

なぜ中止することができないのか―人間の本性なのか日本人の病根なのか


 今年は暑いと予報されていたが、予想にたがわない酷暑の連続で、連日、熱中症で搬送される人が後を絶たない。また死者も出てきている。この中で、なぜ屋外のスポーツを中止しないのだろうか。たとえば高校野球である。球児たちはある程度身体が暑さに慣れているのか、あまり熱中症は報道されないが(まさか、朝日新聞に「忖度」して報道されないというわけではないと思いたいが)、スタンド応援の高校生からは毎日のように熱中症が出ている。せめてスタンド応援をやめたり、あるいは、今年は高校野球の大会そのものを中止したりという発想はわかないのだろうか。次々と熱中症で高校生が倒れても、夏に行わなければならない高校野球の大会や甲子園って何なのだろう。

 同じようなことは、日本においていたるところで観察できる。たとえば、地震でどうにもならいない状態でも必死に出社する人たちがいる。確かに地震の復旧を急ぐ中で、復旧作業に従事されるために出社という方々には頭が下がる。しかし、それとは無関係の、一日くらい休んでもどうにでもなるような会社・企業において、万難を排して出社しなければというその目的な何なのだろうかと思ってしまう。

 ずいぶんと以前の話だが、1995年の阪神淡路大震災では、関西の大学では5月はじまりにしたところが多かった。いったん始まれば、遅れを取り戻すために学生は勉学を最優先しなければならないし、教員は学究生活に速やかにもどらなければならい。そのような状態で、ある大学は新入生歓迎合宿を強行した。新入生歓迎合宿に非常に大きな教育的意味があるならば仕方がないかもしれない。しかし、聞くところによると、グループを作ってゲームをするなど、とにかく仲間つくりのきっかけということが大きな目的のようであった。大震災の後の緊急時であるにもかかわらず中止しなかった理由が、これまで伝統的に行われてきたからということだったらしい。高校野球も同じような理由なのだろう。

 また、弁護士による告発で知られることになったのが、六年に一度行われる諏訪神社の御柱祭である。この祭りでは、神木のための木が伐りだされ、最も危険なのが、氏子を乗せたまま大木を急な坂を下らせる「木落し」である。これによって、1974年、1986年、1992年、2010年、2016年に氏子が亡くなっている。これだけの人命が失われても中止しないというのはやはり伝統だからなのだろうか。弁護士が祭りの事実上の中止を命ずる仮処分の申し立てを行ったが、最高裁によって棄却されている。

 私が思いつく最も愚かな判断は、太平洋戦争末期の原子爆弾の被害である。もちろん、開戦の判断や、米軍による原子爆弾の使用も、決して賢明な判断とは言えない。しかし、1945年の8月6日に広島に原子爆弾が投下されたが、その時点でなぜ戦争を中止しなかったのだろうか。言い換えれば、なぜすぐに降伏しなかったのだろうか。そうすれば少なくともその3日後の8月9日の長崎の被害は防ぐことができたはずである。その時点で日本はずいぶんと長く戦争を続けてきていたが、その伝統を守るためであったとすれば、あまりにもばかげている。

2018年7月16日月曜日

予想は外れるためにある―2018ロシア・ワールドカップ


 ワールドカップが始まる前の6月10日に、今回のベストフォーを予想してみた(2018年ロシア・ワールドカップ予想)が、なんと予想4チームの中で実際にベストフォーに残ったのはフランスのみとなってしまった。さらに、日本は三連敗を予想していただけに、私の予想については惨敗といってよい。

 2010年の南アフリカ大会は、優勝スペイン、準優勝オランダと的中させていた。それを人に自慢しても後知恵バイアスと思われかねなかったので、今回はブログで証拠を残そうと思ったのだが、裏目になってしまった。今大会は近年まれに見る好試合が続き、タレントの個の力をうまく引き出す組織があって、堅守かつ攻守の切り替えが速いチームが好成績をあげたように思う。最大の驚きは、優勝と予想したドイツの予選敗退である。レーヴの長期政権による沈滞が最も大きな原因だったかもしれない。

 フランスは、そこそこの成績を収めると思って3位と予測したが、なんと優勝してしまった。3月に渡仏したときにTVでコロンビアとの親善試合を見たのだが、逆転負けを喫していたので、まさか優勝をするとは思っていなかった。また、ワントップであるセンターFWのジルーの物足りなさもフランスを優勝候補から外した理由である。ジルーは、ワールドカップでは実際にも無得点だったが、ワントップが一点も取らないチームで優勝というのは珍しいと思う。しかし、ジルーだけではなく、ポグバ、グリーズマンなど、中盤の豊富なタレントたちが、エムベパを活かすためにかなり黒子に徹していたのには驚いた。これがフランスを優勝に導いた原動力だろう。

 2位のクロアチアは、前回の記事でタレント豊富と書いているが、まさか準優勝の成績を収めるとは予想していなかった。ヨーロッパ予選でも、「あの」アイスランドに首位を奪われて、プレーオフでギリシャに勝利してのやっとの出場だったので、さすがにベストフォー以上の予想はしていなかった。しかし、ベルギーとともに、攻守の切り替えが速く、個の力を組織で活かすことができたことが躍進の要因だろう。個人的には、トットナム時代からのモドリッチのファンだったので、ぜひクロアチアに優勝して欲しかったのだが、残念だった。

 日本の決勝トーナメント出場は、幸運の一言に尽きると思うが、その幸運をうまく活かせる実力も垣間見られて嬉しかった。世界のサッカーのトレンドを見ると、縦に速いハリルホジッチの方向性は間違ってはいなかったと思うし、その遺産をうまく西野監督が使うことができた結果だろう。また西野監督には失礼かもしれないが、試合の流れを読むのがあんなに上手いとは思ってもみなかった。三連敗を予想していただけに、丸刈りものかもしれない(私は、丸刈りよりも、クロアチアの「ヴィダの髪形」にしてみたい!)。

2018年7月12日木曜日

せめて新年度スタートを3月にできないだろうか


 今年の夏は暑いと予報されていたが、今のところ予想通りとなっている。暑さに弱い私としては、この時期は通勤だけでも体力を消耗してしまう。また、ここ数年、夏から秋にかけての湿気の酷さには、毎年悩まされ続けている。その上、地球温暖化の影響で、台風が強くなったのみならず、雨量も半端ないことになってしまった。今年の酷い水害も温暖化の影響なのだろう。

 この暑さの中で、大学は試験期間を含めて8月の上旬まで前期がある。いくらエアコンがあるからといって、教員にしろ、学生・大学院生にしろ、この暑さの中での教育・研究は効率が悪い。暑さは、耐えれば良いというものではない。バテてしまって、体力面でも気力の面でも、長時間の集中ができなくなってしまっている。

 武道には、寒い時期に行う寒稽古や暑い時期に行う土用稽古がある。科学的トレーニングという点で、極寒あるいは酷暑の時期に行う稽古は非効率と考えられているが、これが精神修養になると考えている人は多いようだ。しかし、こと教育や研究には、精神修養のために酷暑の時期にも行うという意味はあるだろうか。「精神が試練によって鍛えられる」というのは、部分的には正しいかもしれないが、私には、酷暑の中の勉学で精神が鍛えられるとはほとんど思えない。ただの非効率である。

 また、7月中旬以降は、国際学会のシーズンである。そうすると、教員や大学院生は、出張参加するとなるとかなり無理な日程を組む必要がある。夏休み期間中で、のびのびと自由に参加しているヨーロッパやアメリカの研究者と比較すると、日本人研究者の日程的窮屈さには辛いものがある。試験期間と重なっていればあきらめざるを得ないし、また今は、授業を休講にするとどこかで補講をしなければならない。これでは、国際学会に行こうという気力も萎えてしまい、自分の論が世界レベルでどの程度受け入れられるのかということも試すことができないし、最新の知見からは立ち遅れるということになる。

 これらの問題を解決するのに、新学期をせめて3月開始にできないだろうか。以前は私も学校暦を欧米に合わせないと日本はガラパゴスになると思っていたが、それはいろいろと難しいようで、沙汰闇になった。しかし3月開始への変更は、それほどコストがかからないし、メリットも多いように思われるのだが、どうであろうか?

2018年7月6日金曜日

このテの性格テストって?ー好きな色でわかる!あなたの性格と心理を診断

 心理学者がこのテのテストにいちいち反応するのも大人げないのかもしれないが、やはり時々は批判しておかないと、類似のテストが増殖してしまうし、こんないいかげんなものが心理学だと誤解されるのも困る。今回、インターネット上で見つけたテストは「好きな色でわかる!あなたの性格と心理を診断」というタイトルで、某カラーコーディネーターが作成したものらしい。

 色の好みとパーソナリティは何らかの関係があるかもしれないという問題は、いくつかの古典的な研究がなされており、現代でもときどき論文が発表されている。覚醒水準と関係していると示唆されていたり、色から連想するものが何なのか、さらには連想された対象への好みがパーソナリティに関係していると推定されていたりしている。また、赤への好みと敵意性の強さを指摘した論文もある。しかし、安定した結果は得られておらず、それが、カラーパッチ等を用いたパーソナリティテストが標準化されない理由になっている。赤から、好きな人がよく着ている服の色を思い出せば好きと答えるかもしれないが、流血事件のニュースを見た後では嫌悪感をもたらすかもしれない。

 このカラーコーディネーターは、そういうことを勉強したのだろうか。たぶんしてない。ただ、バーナム効果はどこかで勉強したフシがあり、診断の文章に利用している。バーナム効果とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学的現象で、とくに、「あなたは快活だが、不安も感ずる」のように、肯定的な側面と否定的な側面を織り交ぜると「当てはまる」と判断されやすい。血液型性格テストなどにおいても、「当たっている」という幻想を与えるメカニズムである。この色彩テストでは、たとえば、ある色彩パターンを好む人は、「人情を重んずる温かい人柄、自分の考えを曲げない頑固な一面、独立心旺盛、周囲の空気を読めなくて独断的」と書かれている。まあ、これなら9割以上の人は「当たっている」と感じるかもしれない。

 願わくは、この作者に科学的な心理学を学んで欲しかった。もし学んだ上で敢えてこういう商業主義に利用しているとすれば、置き忘れた良心を取り戻しに行って欲しい。

2018年6月21日木曜日

昔はモラルは高かったのか―現在の学生の意見


 ワールドカップでなんと日本がコロンビアに勝つという非常に幸運な番狂わせを起こし、三連敗を予想した前回の記事の反省をしなければならないが、この総括はワールドカップ終了後ということで、今回は最近の私のテーマでもある、モラルの話題について触れたい。

 今年度前期は久しぶりに一年生配当の「人間行動学概論」の後半半分を担当した。この授業では、野生環境で進化した脳が現代文明を創り上げたという途方もないテーマについて触れるつもりでいる。それで第1回目の授業で、学生に、「現代はモラルが失われているといえるのか」という問いで、「戦前と比べて」、「封建時代と比べて」、「農業開始以前と比べて」思うところを簡単に書いてもらった。

 おそらく私たちの世代なら、多くの人が「モラルは失われた」と書くと思う。「同種を殺すのは人間だけだ」とか「昔は人々は平和に仲良く暮らしていた」という、今となっては間違っている言説を教え込まれてきた世代である。また、インターネットで検索すると、現代は豊かさの中でモラルが失われた時代だという主張が、恐ろしい数でヒットする。

 ところが、意外にも現代のほうがモラルが上昇したという回答が非常に多かったのである。もちろんモラルをどう定義するのか、何をもってモラルの高低の基準とするのかという議論が必要なのかもしれないので、簡単に比較することはできない。しかし、かなり学生は、戦前は全体的に帝国主義・軍国主義的という理由で、封建時代は身分による差別が大きかったという理由でモラルが低いと判断していた。「農業開始以前と比べて」については「わからない」とする学生が多かった。彼らのモラルの基準として、「民主主義的かどうか」は重要なようだ。

 私は、現在の学生が「現代はモラルが失われた」イデオロギーに毒されていないことを知ってほっとすると同時に、授業によってこのイデオロギーから学生を解放しようと意気込んでいたのが、拍子抜けしてしまった。彼らは、現在問題になっている高齢者の感情的暴発や、犯罪などから、この世代を作り出した文化的背景にあるモラルが決して高いわけではないとも推定したようである。そして、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントなどが、「昔は許容されたかもしれないが、今ならアウト」というように、現代の基準の厳格化を敏感に感じており、「昔はよかった」という幻想を持っていないようだった。

 なお、私は1回目と2回目の授業で、現代の狩猟採集民の暴力性や、農業開始以前のホモ・サピエンスがいかに暴力や殺人・争いによって命を落としていたかという話をしたが、それによって「農業開始以前」と比べてもモラルが高くなったと判断する学生が増えた。もちろん、殺人の多さはモラルの尺度としては偏っているかもしれないが、学生には新鮮な情報だったようだった。

2018年6月10日日曜日

2018年ロシア・ワールドカップ予想


 私はサッカーについては完全な素人だが、ワールドカップのたびに順位予想ごっこをするのが慣例になっている。実際は、グループごとの順位予想から始めているのだが、ブログではベストフォー以上を予想してみたい。

 ドイツとブラジルが各グループ一位通過すれば、対戦するのは決勝ということになり、優勝はドイツではないかと思う。ドイツは、最近のワールドカップ前の親善試合でも苦戦をし、またセンターFWが超一流というわけではなく絶対的な強みはない。しかし、ブラジルと比べた場合の気候の有利さで優勝候補と判断した。また、ドイツはワールドカップ中にチームとして成長するという印象が強い。レーブがどのようにチームを引き締めていくのか、見ものである。

 ブラジルを優勝候補ともしたい。しかし、ブラジルの中心選手はヨーロッパで活躍しているとはいえ、6月に気候が異なるロシアで1か月滞在というのはかなり身体に影響を与えるのではないだろうか。ヨーロッパでの開催では、1958年のスウェーデン大会以来、優勝はない。さらに、ブラジルというとネイマール中心のチームというイメージだが、このチームは両サイドバックからの二本の槍が武器でもある。そのうちの一本であるダニエウ・アウベスをケガで欠くとなると、攻撃、守備ともに不安が残る。

 フランスがCグループ一位通過して勝ち上れば準決勝でブラジルと対戦する。今回のフランスチームは、タレントがそろい、組織力もあるいいチームだと思う。しかしブラジルを倒すほどの力があるかというとやはり疑問符が付く。ワントップはジルーなのだろうか。二列目のグリエーズマンや中盤のボグバと比較すると非力感は否めないのだが、なぜワントップのラカゼットを代表から外したのだろう。

 アルゼンチンは、メッシがチームの中で機能するかどうかが全てである。南米予選ではなかなか機能せずにメッシが戦犯扱いされた。しかし、ワールドカップ前に、ナショナルチームとして比較的合同で練習できる期間があるので、ベストフォーまでは勝ち進めるのではないかと思う。何といっても、メッシ以外にもタレントは豊富である。しかし、クロアチア、ナイジェリア、初出場の不気味なアイスランドがいるDグループは勝ち抜くだけでも大変で、グループリーグ敗退の可能性も低くはない。

 これら以外で上位に食い込んでくる、あるいは優勝候補と考えられるのが、イングランド、スペイン、ポルトガル、ポーランド、ベルギーなどだろう。ポルトガル、ポーランド、ベルギーには、それぞれワールドクラスのスターがいるが、やはり選手層が薄く、主力がケガをしたり、イエローの累積で出場停止になったりしたときに、ガタッと戦力が落ちる。イングランドは、この15年ほど、GキーパーとセンターFWの人材不足に悩まされてきた。今回はやっとセンターFWのケインとGキーパーのハートで解決できたかなと思ったら、ハートが代表入りしていない。上位に食い込むためには不安材料である。スペインは、黄金期のメンバーに陰りがさし、世代交代が今一つ進んでいないようだ。また、センターFWとして期待されていたモラタが代表入りしていない。ベストフォーはちょっと難しいのではないだろうか。個人的に期待しているチームはクロアチアである。モドリッチやマンジュキッチなどのワールドクラスのスターを擁してどこまで勝ち抜けるかちょっと楽しみなのだが、アルゼンチンと同じ死のグループにいる。グループリーグを勝ち抜くだけでも大変だろう。

 日本? 三連敗でしょう。全く期待しておりません。